創業明治十年 東海製蝋
社員語録
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2001年04月01日の日記
雛のつりし飾り
先日、週末の休日を利用して久しぶりに家族旅行へ出かけました。
宿泊場所は伊豆稲取の民宿です。土地柄海の幸は豊富にあるので、出発の朝から夕食が気になり、昼食もお腹いっぱい食べることができずに、ウキウキしていました。
一日中雨が降ったり止んだりと、晴れ間がのぞくことはありませんでしたが、待ちに待った旅行だったので家族皆笑顔が絶えることはありませんでした。
お昼過ぎに目的地の稲取へ到着し、そこでとても珍しい風習を目にすることになったのです。
稲取温泉近郊では雛祭りの際、雛段の両側にはぎれで作ったぬいぐるみをつるす「雛のつりし飾り」という風習が、江戸時代から伝えられていたのです。「桃飾り」とも呼ばれる百十個の飾りにはそれぞれ謂われや言い伝えがあり、子供の成長を願う親の深い愛情がうかがわれます。
親になりきれない大人が我が子に暴力を振るったり、命を奪ったりと悲惨なニュースばかり耳に入ってくる近頃ですが、私はこの風習に心の底から感動し、ひとり娘の健康と成長を祈り、一つの「つるし雛」を買いました。
祈りの込められたその「つるし雛」は我が家のお雛様の横で小さくてもひときわ大きく輝いてみえます。
2001年04月01日(日)
No.10
(クルーK.Y)
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