創業明治十年 東海製蝋
社員語録
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2019年11月02日の日記
定年
先日、定年を迎えました。あっという間の60才です。
入社してから25年(中途入社の為)いろいろなことがありました。私の業務は出荷担当です。私が入社した頃はまだ工場内の1階と2階に出荷倉庫があり、そこが私の仕事場でした。蝋燭のロの字もわからない私は、まず種類の多さに驚きました。太さや長さの違い、用途の違い、蝋燭本体が花びらのように溝が入っていて灯すと溝から暖かな光が透けてとてもキレイな蝋燭、花の絵がプリントされている蝋燭など、目を見張るものばかりでした。芯糸がカラフルなことにも驚きました。家のお仏壇で使用している蝋燭はただの白い円柱の蝋燭しか身近になかったものですから・・・私の中でカルチャーショックでした。
そして、蝋燭の繊細さに驚きました。型に流す温度、冷やす温度、その日の気温や湿度によって微妙に調整しなくてはならないという事でした。工場の皆さんが一生懸命作ってくださった蝋燭を、問屋さんや各お店の注文ごとに集めて丁寧に梱包し、間違いなく出荷することを心掛けました。
今は事務所の敷地に大きな倉庫があり、1階は蝋燭専用倉庫、2階は線香専用倉庫です。蝋燭の種類は約200種類、線香の種類は約2000種類と、とても多いです。入社した頃は、ケースでの出荷が多かったのですが、時代の流れで今は細かい注文が多くなってきています。また、物流の変化やお客様のニーズに沿って注文の翌日には配送と、昔とずいぶん変化しました。蝋燭はぶつかるとすぐに白く傷になってしまします。いろいろな製品の大きさの違う箱をパズルのように重さなどにも気を遣い、隙間無く梱包することが大切です。隙間には紙を詰めるのですが、きつく詰めてもダメですし、紙の隙間がありすぎてもダメですし、微妙な加減が大切です。買ってくださったお客様の喜ぶ顔を想像して大事に大切に梱包しています。
私事ですが・・・子供がまだ小さいため、老体にムチ打って健康に気をつけて頑張って働きたいと思います。これからも皆さんお世話になりますが宜しくお願い致します。
2019年11月02日(土)
No.230
(クルーM.T)
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