創業明治十年 東海製蝋
社員語録
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2019年02月02日の日記
企業視察
子供の頃、心待ちにしていることなんてたくさんありました。
クリスマスにお正月、浅間神社のお祭りに爆竹遊びと、年がら年中、楽しいことで溢れていました。四十も後半を迎え、心待ちにしていることといえば、行きつけのスナックのママからくるバースデーメールくらいでしょうか。誕生月はボトルが半額になります(ただし1回のみ)。
そんな私にも、数年前から毎年心待ちにできる行事が増えました。商工会議所主催の企業視察です。企業視察を積極的に受け入れている会社は、工場までもが隅々までピカピカで、毎年気が引き締められます。昨年は新日鐵住金君津製鐵所に伺うことができました。国内屈指の敷地面積を有す製鉄工場です。
東京ドーム220個分・・・イメージが湧きません。実際に伺うと、各部署へ移動するためのバス停はおろか、鉄道が走っておりました。24時間365日稼働しており、従業員数は2,600人。伺ったのは11月でしたが、高炉に近づくと熱波を感じ、鋳造を行う工場内は汗をかくほど暑く、夏場の過酷さを想像できましたが、従業員さんへの配慮が各所に見られ、たくさんのヒントを貰いました。
君津製鐵所の歴史にも興味を惹かれました。八幡製鐵君津製鐵所として発足した1960年代当時、北九州から2万人が移住してきたというのです。「超モダン」とうたわれた大規模団地が建設され、千葉県にリトル九州が誕生しました。
子供達のあいだでは「ジャンケンポン」が「ジャンケンシー」に変わり、君津では、ラーメンといえば今でも豚骨だそうです。
そういえば、千葉県と富士宮にも接点がありますよね。
茹で落花生
日本全国を探しても、落花生を茹でて食すのは千葉県と富士宮周辺だけだと聞いたことがあります。はて、過去に民族大移動があったのかもしれません。
調べてみました。かつて富士川河川敷は土が悪く、落花生くらいしか栽培できなかったとか。ある年、台風で富士川が氾濫し、落花生は海に流れました。台風が去ったあと、海岸は落花生であふれたそうです。豊かではない当時、人々は落花生に狂喜乱舞し、しかしどうやって食べるかと意気消沈し、誰かが「茹でれば大丈夫だら」と言ったそうです。
海水で揉まれた茹で落花生は、程よい塩加減でたいそう美味しかったそうです。一方千葉県は、取れすぎる落花生に困った挙句の、食べ方のバリエーションのひとつだそうです。
民族大移動物語はありませんでした。
2019年02月02日(土)
No.221
(クルーJ.A)
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