創業明治十年 東海製蝋
社員語録
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2010年07月01日の日記
ハッピー
6月18日愛犬「ハッピー」が永遠の眠りにつきました。
我家でもご多分に漏れず、子供が犬を飼いたいと言い出し、自分で世話をするからと、小学校に入ってから犬を飼うことにしました。
ペットショップに行ってとてもかわいい血統書付きの柴犬を買いました。
名前は以前主人が独身時代に飼っていた犬と同じ名前で、おじいちゃんもおばあちゃんも馴染みがあるということで「チコ」にしました。
生まれてすぐ親犬と放されたので、免疫力がないのか自宅につれて帰ってからもしばらくは子犬を抱かないように、また外には出さないように言われ大事に大事に家の中で飼っていたのですが、環境の変化に対応できなかったのかすぐにエサを食べなくなり吐いたり下痢をしたりして衰弱していきました。毎日ペットショップと併設されている病院に連れていき注射等の処置をしてもらいました。一週間程通院しましたがろくにエサも食べないうちに亡くなってしまいました。とてもかわいそうな事をしました。血統書の書類が届いたのは「チコ」が亡くなってからでした。
それからしばらくしておじいちゃんの知り合いの家で柴犬が赤ちゃんを産んだのでわけてくれるというので、さっそく子供を連れて見にいきました。田舎なので放し飼いになっていてかわいい子犬が土を掘った穴の中から顔をだしていました。皆元気ですぐに穴から出てきてあちらこちらを走り回っていました。実は一番かわいいのは別の犬でしたが、前に飼った犬が弱かったので、中でも一番元気の良い子犬をもらう事にしました。
名前をつける時みんな幸せになるようにと「ハッピー」と名付けました。しかし、何分野山を駆け回っていたので車は苦手で帰りは完全に車酔いでダウンしてしまいました。
初めて首輪をした時には私達を睨んでワンワンとなぜ首輪をするのかと訴えているようでした。お陰様で「ハッピー」は元気に子供たちと一緒に育っていきました。いたづら好きな「ハッピー」は花壇にお花を植えるとすぐ抜いてしまいせっかく庭を綺麗にしてもすぐに散らかしてしまいます。
箱根に家族でドライブに行った時は「ハッピー」が車酔いしないように、休憩しながら行きました。この時初めて階段の昇り降りが出来るようになりました。
いつも、「エヘ!?」と笑った顔の「ハッピー」は家族皆を癒し元気にしてくれました。
子供も成長し今では二人とも社会人になりました。そんな子供たちをいつも、そばで文句も言わずに励ましてくれたのも「ハッピー」でした。
庭に敷いてある採石を食べて腸に石が溜まり腸を傷つけてしまい手術した事もありました。
昨年あたりから、だんだん弱ってきましたが散歩が好きで、会社から帰るとよく散歩をねだりました。しかし寄る年波に勝てず昨年末には体が左に傾いてしまい、歩くのが辛そうでした。今年になってからも左後ろ足の足首にしこりが出来てだんだん腫れてしまいとうとう歩けなくなってしまいました。
病院に連れていき腫れた部分の腫瘍を取る手術をしました。細胞をみてもらうと「肥満細胞」という悪性の腫瘍だとわかりました。
横浜に住んでいる娘も心配で「ハッピー」の様子をみに帰ってきてくれました。娘が帰ってくると元気になって一生懸命お散歩にいきます。
手術をしてからしばらくは足取りも軽くジャンプしたり走ったりしましたが、とうとう食べ物も受け付けなくなり動くことも困難になってしまいました。
家族皆の顔を確認したかのように娘が横浜に帰った次の日の夜「ハッピー」は旅立ちました。
家族の一員として一緒に成長していた「ハッピー」。いつもあなたに癒され励まされました。
“名前のとおりの、たくさんの幸せを有り難う!”
2010年07月01日(木)
No.119
(クルーR.F)
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