創業明治十年 東海製蝋
社員語録
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2009年06月01日の日記
想い出
この間の日曜日に家族で衣替えをしました。
娘の小さくなった服、私の着ない服がたくさん出てきました。この際だから、今の家に引っ越しして約三年、そのままになっていたダンボール箱も片付けしようと広げる決意を!
ちょっと面倒くさかったけど広げ始めました、が・・・主人も娘もちょっと嫌な予感・・・。
やっぱり・・・ダンボールに(アルバム)と書いた箱が。
見ると娘が赤ちゃんの頃の写真、私達夫婦の結婚当時の写真、そして私の中学時代の写真が出てきました。
その中で今でもとても仲良くしている友達の写真に目が止まり昔を思い出させました。その友達とはたくさんの想い出がありますが、中でも特に覚えている事はふたりで死にそうになった事です。
今思うとかなりオーバーに思いますが、あの時は本当にそう思ったのです。今から何十年も前、友達が車の免許を取りたての頃でした。ふたりでドライブしようと夜出かけました。
しばらく走って富士フィルムの河川敷の所で車を止めて話をしていました。楽しく過ごした後、そろそろ帰ろうかと思い車をUターンしようとした時です。今の河川敷のようにまだきれいに整備されていなく狭い道で土手になっていたため、車をバックした時に車の後ろが半分川沿いに落ちてしまったのです。
びっくりした私と友達は何がおきたのかわからず・・・でも車も私の体もかなり傾いていました。どうしよう!でも体を動かしたら川に落ちてしまうと思った私達は、ただふたりで“どうしよう”とパニックになっていました。
その時車のライトが見えて、私は車が落ちそうな事も忘れて窓から手を振り「助けて〜」と必死に叫びました。その時車を止めてひとりのおじさんが「大丈夫か?」と降りてきてくれて「待ってて!」と言い、通る車を四台ぐらい止めてくれました。
助手席の私がまず先に静かに車から降ろされました。その後、ロープで車をつなぎ友達がアクセルを踏み止まってくれた四人で車を押してようやく助かりました。アクセルを踏みながら彼女は「お母さん」と心の中で叫んだそうです。
お礼を言おうと周りを見たらもう誰もいませんでした。ちゃんとお礼を言えなかった事が未だに心残りです。あの時の皆さん本当に有り難うございました。
今では笑い話です。
悲しい事や嬉しい事があると今でも彼女に何でも話したりしています。今彼女は介護の資格を取ろうと頑張っている私の自慢の友達です。これからもたくさんの想い出がつくれればいいな・・・と思います。
そんな余計な事をしていたので全部片付くまで三時間もかかった衣替えでした。
2009年06月01日(月)
No.108
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