創業明治十年 東海製蝋
社員語録
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2008年10月29日の日記
アラウンド・フィフティーのぼやき
最近、やけにものわすれが激しい。
ここに俺は何をしにやってきたのか?
昨日の晩飯は何を食べたのか?
こう問う回数がやけに多くなった。
最近、人の名前が思い出せない。
顔は浮かぶのだが、名前が浮かばない。
あいつ、ほれあいつだよと。
最近、字がよく見えない。老眼だ。
日に日に見えにくくなってくるような気がする。
特に数字は、よく見間違えて、間違い電話の原因となる。
年齢は、トウネン取って、40歳代と思っていたが、流石にこのごまかしも、無理があるとわかってきた。
いままでは、こうだったから、昔からこのようにやってきた。のでは、どうやら通じなくなってきたようだ。
老化には、なにをどう逆らったところで、全く勝ち目がないようだ。
だから、よく言われるのが、老化とは、うまく付き合っていくことだと。
でも待て、ボケはまた別ではないかと。ボケは防ぐ方法があると思うが。
さっそく、インターネットでHPをあさって見る。
ドイツの哲学者カントは、「手は外部の脳である」という有名な格言を残しているとか。
だから、日頃からよく指をよく動かして前頭葉に刺激を送り、ボケの予防をしろとか。
そうか、指を動かせば、よいのか。パソコンはキーボードを打つのでボケ防止になるという話があるが、このことを言っているらしいことが、判明した。
しかし、俺はそうやって今まで何年もパソコンに仕えてきたのに・・・、おかげで、漢字が書けなくなってしまったのではないのか。つたないローマ字入力で、キーボードをたたき、スペースキーを押せば、よりどりみどりの漢字があらわれ、それらしきものを選ぶだけで、その漢字の詳しい構成要素など見向きもしない。
これでは、漢字がどんどん書けなくなるわけだ。
そして、ふと気付く。ツールとしてつかう予定だったパソコンに、逆にいつのまにか自分がつかわれていることに。
次に、携帯電話。たしかに、携帯の極小のキーボードをたたくことは、至難のワザで脳の活性化につながるかもしれないが、パソコンのキーボードに使われてきたわたしにとっては、ストレスのたまるなにものでもない。
おまけに、あのアドレス帳。相手の名前を選ぶだけで電話がつながる。相手の電話番号など一切関係ない。人間は数字を覚えることによって、脳を活性化できると聞いたことがあるが、これでは、ますます脳が使われないではないか。
近代文明の利器は、ますます便利になって、私のボケを助長しているのではないか。
たまには、パソコンも携帯も使わないで、1週間ぐらい生活をすると、新しい世界が発見できるかもしれない。
2008年10月29日(水)
No.99
(クルーS.A)
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