創業明治十年 東海製蝋
社員語録
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2005年12月01日の日記
"HERO"
"HERO" この言葉に胸が騒がない男は少ないと思う。
勿論私もこの言葉に胸躍らせ、「原モデル」のグローブを親にねだり野球を始めた。
バッティングホームを真似し、夜ボールが見えなくなるまで近所の壁にボールを投げて彼の動きを真似していた。
その後にも "HERO" は続々と現れる。
ウェスタンラリアットで必ず試合を決めるスタン・ハンセン、バーカウンターの上に立ちバーボンのショットグラスを片手に詩を聞かせるトム・クルーズ。短い時間を含めれば数多くの "HERO" が存在する。
しかし、自分が "HERO" になり周りから注目されたい願望はほとんど無い。私の中の "HERO" は目指すものであり、自分には手の届かないものなのである。
今の私の仕事はとにかく繊細な作業が多い。そう!ブラックジャックみたいなゴットハンドが必要なのだ。
そんな事を考えていたある日、何気なく見ていたテレビの中に "HERO" は現れた。
その人は、福島孝徳氏である。彼は世界トップの脳外科医で日本の他の医師が引き受けない患者を、年数回だけ来日して手術をし、治してしまうという。
どうして私が全く違う世界の彼に憧れたというと、彼の仕事に対する信念にある。
それは、絶対的な自信を持つ彼オリジナルの手術法とその道具である。特に私が惹かれたのは、彼が開発した二百種類以上の道具である。普通の医師の三倍の道具を使い分け、手術を行う。誰からも名医と言われる彼が持っていたのは患者を助ける使命感と仕に対する追求心だった。それらが彼を私の中のブラックジャックにしていたのだ。
今の私の "HERO" は誰もが描く、手のとどかないただ単に憧れの対象である "HERO" ではなく、常に追求心を忘れず強い信念を持って仕事に臨む一人の人間だ。
"HERO"が少し手の届く存在に思えてきた。
2005年12月01日(木)
No.67
(クルーT.M)
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"HERO"
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