創業明治十年 東海製蝋
社員語録
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2005年10月03日の日記
ほほえましい出来事
ある日の夕方、帰宅途中に信号待ちをしていた時の事です。
車窓から外を眺めると、家の玄関におじいさんが立っていて、一点をじっと見つめています。
なんだろうと思って視点の先を見ると、小学一年生くらいの女の子が、大きな袋を持って歩いています。
たぶん回覧板なのでしょう。
重そうでしたが、抱えるようにしてけんめいにがんばっています。
よく見ると、おじいさんと女の子の中間あたりで、塀の陰から様子を見ている男の子の姿も見えます。
小学四年生くらいですので、ああ、女の子のお兄ちゃんだなとすぐわかりました。
着いた先は、お店を営業しているお宅で、ドアは手動でした。
大きくて四角い取っ手が重そうでしたが、がんばって開けていました。
家の人を呼んでいる様子ですが、すぐには出てきませんでした。
陰で見ていた男の子が、するりとなかに入っていきました。
すると、やさしそうなおばあちゃんがでてきました。女の子はほっとした様子で持っていた袋を手渡しました。
私は「お使いができて良かったね」と思わずつぶやいてしまいました。
妹を心配するお兄ちゃん、そのお兄ちゃんと妹を見守るおじいさん。
やさしい家族にかこまれた暖かな様子が想像できて、いい光景だなあと思いました。
夕飯時にお父さんやお母さんも加わり、にぎやかな食卓で「私一人でお使いできたんだよ。すごいでしょ」と自慢している姿が、目に見えるようです。
私にも娘がおりますが、小さな頃とだぶって懐かしく思い出し、女の子の健やかな成長を願いつつ、その場を後にしました。
2005年10月03日(月)
No.65
(クルーY.E)
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