創業明治十年 東海製蝋
社員語録
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2005年02月01日の日記
突然の出来事
主人が心筋梗塞で倒れたのは4年前、4月の木曜日の夜七時頃でした。
その年は子供たち三人がそれぞれ節目の年を迎えていました。長女が短大卒業、長男が大学・次男は高校入試で、長女・長男がそれぞれの引っ越しと我が家にとってはこれまでになく忙しい日々を送っていました。
やっと一段落付いて、ほっとしている時でした。会社から帰って二人で一服していると、主人が急に「胸のあたりが気持ち悪いから横になるよ」と寝室へ行ってしまったのです。普段はまったく健康そのもののような人なので心配で見に行くと顔面が蒼白で冷汗が一杯吹き出ていたのです。ただならぬ様子に、急いで救急医療センターへ行くことにしました。
いつも運転は主人にまかせきりでしたが、この日は私の運転で助手席の主人の様子を確かめながら、少しでも早く着くようにとハンドルを握りしめていましたが、どうやって救急センターへたどり着いたのか今でも思い出せません。
診察の結果、心筋梗塞の疑いがあり、即市立病院へ救急車で運ばれたのです。そして再検査、心筋梗塞と判明したのでカテーテルの手術をすることになりました。
医師から「100%安全では無い」と説明を受けた時は、正直目の前が真っ暗になり膝がガクガク震えるのを抑えることが出来ませんでした。苦しそうな主人の姿を見ていると一刻も早く手術をしてもらわなければという思いでいっぱいでした。
主人が手術室に入り「手術中」のランプが灯りました。前の椅子にじっと座って待っていた二時間余りがなんと長く感じたことか・・・いろいろな事が頭をぐるぐるめぐって行きました。一刻も早く手術が成功してほしいと何回も何回も祈っていました。
手術も終わり、主人の顔を見た時は全身の力が抜けるようにほっとしました。
手術は成功しました。先生の説明によると、詰まった場所と治療が早かったのが良かったそうです。
その後、順調に回復。一ヶ月ほどで退院することが出来ました。
主人も自分の病気の重さを知り、毎日の生活の中で食事・運動等健康に気を使うようになりました。
平穏に暮らしていた家族を襲った突然の主人の病気。誰もが想像していなかった出来事だけに、それぞれが感じたことも多く、子供たちも両親の支えを改めて感じたようでした。平和な日々は健康と家族の協力があってのものだと身に染みました。平成12年は我家にとって生涯忘れられない年になったのです。
今は、主人も元気に仕事をしています。
私もまだまだ、がんばらなくては・・・・
2005年02月01日(火)
No.58
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