創業明治十年 東海製蝋
社員語録
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2003年08月13日の日記
健康で働ける喜び
人生はまったく早いもので、この会社に営業マンとして入ってから25年の年月が経ちました。
私は中学から野球を始め、高校ではキャプテンとして春夏の大会に出場しました。当時私の高校は野球の名門校として名を馳せ、近隣の中学から優秀な選手ばかりが入学して来ましたから、それらに互してレギュラーとなるのは大変なことでした。下半身を鍛えるロードワーク、ぶっ倒れるまでの猛ノック、手の皮が何回も剥けてしまう素振りなど、炎暑の中での練習は今思い出しても熱いものがこみ上げできます。
そんな経歴に裏付けされた若い頃の私は自分の身体には人一倍自信を持っていました。それが過信だったのでしょうか。畑の手伝いをしていた時のこと、父に代わって耕耘機を持ち上げようとした瞬間、腰に激痛が走りました。それを機に、毎年晩秋の頃になると必ず腰が疼くようになり、いわゆるギックリ腰を繰り返すようになってしまったのです。
そして、17年前の冬、とうとう車の乗り降りはおろか、立つことも座ることもできない状態に陥り、湯河原の厚生年金病院に入院する羽目になりました。
病名は椎間板ヘルニア。錘をつけて腰を伸ばす治療から始めたのですが思うに任せず、手術を決意しました。今は内視鏡を遣ったものが主流のようですが、当時は背中を開いて背骨周辺にメスを入れるリスキーなもので、4時間ほどかかりましたし、術後のリハビリにも2ヶ月を要しました。結婚をしていましたので、入院中は仕事のこと、家庭のことなど将来を考えて不安に駆られることも多々ありましたが、幸い経過が順調でほどなく仕事に復帰できました。
退院の日の夕食を家族で囲むことができた時、家族の存在のありがたさが心の底から沸々と湧いてきたのを決して忘れません。
昨年はたまたま子供二人が入院する事態になり、親として薄氷を踏むような日々を夫婦で過ごしましたが、健康こそが全ての基であること、普段は忘れがちな健康こそ何にも勝る最高の宝であることを痛切に再認識しました。
人は皆、健康で毎日が楽しく働ける場所を有する事にもっともっと感謝し、“気に入らない”“美味しくない”と言っては直ぐ捨てるのではなく、発展した現代だからこそ、物を大切にし、人とのふれあいも大切にしていくべきではないでしょうか。
2003年08月13日(水)
No.41
(クルーK.S)
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