創業明治十年 東海製蝋
社員語録
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2002年08月01日の日記
我が家の家庭菜園
私の自宅から会社までは歩いて7分。梅雨があけたばかりの今の季節は、藍色に染まった富士山がなめらかで美しい曲線を、裾から裾まで広げているのを見ながら通勤しています。
私が家庭菜園を始めてから、今年で5年目の夏を迎えます。
きっかけは、ご近所から頂いたネギでした。ひと抱えほどのネギは家族が一度に食べるには多すぎて、枯れそうになってしまったのです。丹精込めて育ててくれたものを勿体ないし、このままにしてしまうのは不憫だと思いました。根が付いている。そうだ、植えてやろう。咄嗟に根から10センチのところで切って、庭の片隅に植えてみました。
一週間ほどたったある日、ふと見ると、何と切り口から緑色の柔らかい新芽が15センチ以上も伸びていたのです。生きるものの凄い生命力に私は感動しました。この時、こんなに愛らしい野菜をもっと作ってみたいと心の底から思いました。
ある日、スーパーで茄子の苗が目に入りました。1本80円で3本買いました。たまたま隣地に荒地であったので、地主さんに「野菜を作らせていただけないでしょうか。」とお願いしたら、快く承諾してくれました。鍬もありませんでしたから、小さなシャベルで土を掘り起こして3本の苗を植えたのです。これが菜園チャレンジの第一歩でした。
次の年にはキュウリ、ピーマン、ミニトマトなど、種類も年毎に増えていきました。ジャガイモやモロヘイヤ、そして今年は落花生も仲間入りして、いつの間にか10坪ほどになったのです。
農婦としての私のこだわりは『完全無農薬』で収穫することです。無農薬ゆえの虫食いや形の不揃いはありますが、家族に新鮮で安全な野菜をたべさせられることが何よりと思います。朝取りの野菜のみずみずしさ、特にキュウリのシャキシャキ感と甘みには、すっかり魅せられています。 これから9月には落花生が穫れます。最近は季節の移り変わりを畑の作物で感じているのがわかります。
会社から帰って子供達のような野菜の様子を見るのが毎日の日課となりましたが、ふっと疲れが癒されるような気がして、眼前の富士山に健康でいられることを感謝する毎日です。
(写真)時にはこんな笠雲も見られます
2002年08月01日(木)
No.28
(クルーY.G)
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