創業明治十年 東海製蝋
社員語録
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2002年05月01日の日記
「母の日」を前に
私の実家は歩いて5分位の所で、小さな店を経営しています。
兄が経営者で姉達二人が手伝っています。
父は24年前に亡くなりました。それからというもの、母は兄や姉達と一緒に父の分も仕事に励んで生きてきました。
夜も、兄や姉達が帰ってから、一人で頑張って働いていました。
そんな母にもすこしゆとりが出来たある日、「老人会」の人達にカラオケの仲間に入らないかと誘われました。歌など全然歌った事がなかったため、最初は少し戸惑ったようですが、一つぐらい楽しみを持ってもいいじゃないかと思い週に一度だけですが、カラオケを始めました。
歌の好きな人達と仲間になり楽しんでいたようです。
何曲もテープに吹き込んでは、それを聞きながら仕事をしていました。
それから母は、私にも歌をやってみないかと誘ってくれました。私も一緒に聞いているうちに歌えるようになりました。だんだん歌の楽しさが解るようになりました。
私は母をびっくりさせようと思い、母に内緒でカラオケの機械を買いました。家でもカラオケに合わせて歌が歌えるので、母は大変喜んでくれました。仕事が終わると毎晩のように家に来ては二人で楽しんでいました。
母はいつも私の良き相談役として、苦しい時や辛い時など勇気付け、励ましてくれました。とても優しい母でした。私はそんな母が大好きでした。
その後、脳梗塞で倒れ、わずか3週間で亡くなってしまいました。
あれから月日の経つのは早いもので6年が過ぎ、今では母と一緒にカラオケをした事が良い思い出となっています。
「母の日」を前に母と過ごした日々が思い出されます。母の歌声がいまにも聞こえてきそうです。
これからも母に教えられた事を胸に、頑張っていきたいと思っています。
2002年05月01日(水)
No.24
(クルーT.I)
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